“屋久島”と言えばついつい大自然に注目がいってしまいますが、忘れちゃいけないのが“ウミガメ”の存在。屋久島内にはアカウミガメとアオウミガメの2種が生息しています。ウミガメは世界で8種しか生息していないので、そのうちの2種を屋久島で見られるなんてラッキーですね!ウミガメの産卵時期は、5月~7月下旬。孵化はそれから8月下旬頃まで見ることができます。
産卵時間は1時間程。その間に100個以上もの卵を産みます。そんなウミガメの姿を見られるのは、永田いなか浜・一湊海水浴場・栗生浜海水浴場の3か所。中でも永田いなか浜で見られる確率が一番高く、毎年産卵時期には『ウミガメ観察会』が行われています。ウミガメ観察時間は20時30分~23時。まずはウミガメについての説明やビデオ学習を行った後、実際に見学に行きます。
産卵・孵化時期は誤って踏み潰してしまわないように、そのエリアは一般立ち入り禁止となってしまいますので、こうした光景を見学するのであれば観察会に参加することが必須なのです。観察会の最後には記念品ももらえるので、子どもたちにも大人気!滅多に見られない光景に感動すること間違いなしですよ。この時期に屋久島に行かれる方は是非、ウミガメ観察会に参加してみてくださいね。
『ウミガメ観察会』
主催者:永田区ウミガメ連絡協議会