たくさんの自然にあふれている屋久島は、島全体がパワースポットと言われているのですが、そんな屋久島の中にもパワースポットと言われている場所があります。
屋久島を訪れれるだけでパワーをもらい、さらにパワースポットからパワーをもらう。パワースポットの中にあるパワースポットなんて、ご利益が2倍ありそうですね^^
なんかちょっと得した気分にもなれそうな、島全体がパワースポットと言われている屋久島のパワースポットのなかから、今回は「船行神社(ふなゆきじんじゃ)」をご紹介します。船行神社は特に女性に訪れてもらいたいスポットなんですよ^^
「船行神社」の 赤く塗られたこじんまりとした拝殿にはお産の神様が祀られていて、主祭神は「大山祇尊(おおやまずみのみこと)」です。創建されたのがいつなのかはわかっていないのですが、古来より安産と子宝の御利益があるとされているので、たくさんの女性が訪れているんですよ^^
境内には町の指定文化財に指定されている船行大杉があります。
屋久杉は通常、標高600m以上の山間部に見られるのですが、里地にある杉としては船行大杉は最大級で、1937年に社殿の改築の為に境内の杉を伐採したところ、年輪は600年を超えていたといわれています。
境内には、胸高周囲3m以上の大杉も見られるのですが、その中の一本は落雷に遭い、幹が引き裂かれてしまっています。引き裂かれている木は、あまり見ていて気持ちのいいものではないのかもしれませんが、これはこれで自然の力のすごさを感じるかもしれません。
また、船行神社は、集落の年中行事の中で重要な役割も担っています。
旧暦の8月15日には、農作物の豊作を祈って行われる集落行事の一つとして、境内で十五夜の綱引きが行われています。カヤをたくさん集めて20m程の綱が作られ、月が出てくる19時くらいから、神社の境内に子ども達や親、青年団などが集まって、「十五夜のお月様 まーるやけて 子どものおかげで綱を引く」の掛け声のもと綱を引き合います。勝敗にはこだわらず和気あいあいと行われているんですよ^^
綱引きの後は、綱で丸く土俵を作ってカヤを敷き詰め、その中で相撲を取り合います。相撲のルールも分からないような幼児から小学生などが参加し、ご褒美にお菓子をもらえたりします。
拝殿はこじんまりとしていますが、自然に囲まれていて、里地にある杉としては最大級の船行大杉もあり、祀られている神様からパワーをもらい、さらに自然からもパワーをもらって、幸運を引き寄せちゃいましょう♪^^